さわやかサバイバー

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アニメ第19話

個性が明らかになっていく大阪の面々、

増していく試合前の高揚感、

そしてハブられた石浜…

 

続きからもうちょっと

 

 

話は大阪戦を控えたETUのミーティングから。

達海が作戦ボードを倒す所、原作には無かったよなと思ったんですが、

見返してみたら原作でも松ちゃんに怒られてるクロの後ろで倒してましたね。

原作ではホントに小さく描かれてたこれをわざわざクローズアップしたのは

どんな作戦があろうと、実際に選手が動かなきゃどうにもならない

ってことを強調したかったのかな。

 

大阪が4人FWがいてもETUだって4バックだから数じゃ負けてない、って達海が言うシーン、

原作の顔を見あわすDF陣が横一列でポンポンポンポンと描かれてるコマが

かわいくてお気に入りなだけに、アニメは杉江の微妙な目つきが

なんていうかその…正直残念だー!

なんであそこだけあんなに目つき悪かったの?横から光が乱反射したの?

キヨとハマのシンクロした「赤崎!」はお見事でした(笑)

 

試合当日、原作には無かった大阪のバスの到着と山井記者の選手紹介が。

読み返せる漫画と違ってアニメは試合が始まっちゃったら流れていってしまうので

ここで選手を紹介してくれるのはいいと思いました。

しかしシムさんの「黙ってりゃいい男」のたたずまいに笑う。

クボタンは挙動不審すぎやしないかね。

あと観客の「こないだすごかったんだって」「パッカくんの話でしょ」が気になりました。

…何したのパッカくん。

 

スタジアムへ向かうコータたち「可愛いキッズ」の描写は

コータだけ盛り上がったり、不安になったり、ブランの登場に湧いたり、

ひょっとしてETUから代表が?とキラキラしたり、みんなイキイキして可愛かったです。

「ワクワクしてきた!」とか言ってる子供たちかわいいなー、と思いながら

スタジアムの「HITACHI」ならぬ「HITOOHI」(確か)の看板が気になったり…

ヒトゥー…非通知?

 

「ブランは見た!試合前両監督の腹の探りあいとどうでもいい質問」

の所はギャグとシリアスの切り替えが、うーん、もうひとつというか…

達海が自転車の質問をした時だけあの緊迫感のあるBGMを止めるとか

やりようはあったように思うんですけどね。

夕日に反射してブランのメガネが光って覗き見がバレバレなのは良かったです(笑)

あっ、パッカくんが洗面所でジャケット見つけてくれたくだりがカットされてる。

パッカくん水補給できたのかな。

 

大阪の控え室のシーンは原作どおりやかましくって楽しいな、と思ったら

見返してみると、関西コンビの語尾とか細かい所がちょこちょこ変わっていて、

製作者の方に関西の人がいてチェック入ったんだろうかとか気になりました。

ネイティブの人の意見がちょっと気になるところ。

シムさんの「俺いい事言った」的な言い方がおっかしい。

「せやからパスしてー!」はおねだり気味だったのがかわいかったです。

坂元と平賀は大阪の中でも落ち着いた人という印象があったので

クボタンへのツッコミが予想以上にオーバーアクションでびっくりした(笑)

ダルファーの選手への語りかけはちゃんとソノダくんが訳してくれるように話していたので

難しかったのかもしれませんが、やっぱり最後に「そして圧倒するまでだ」で締めるほうが

メリハリがついてよかったかな、と感じました。

 

これまた試合前の盛り上がる場面のひとつ、スタメン発表。

ブーイングや名前のコールなど、音声が付くと臨場感が増すのはいいですね。

黒田軍団の再登場で笑ったりしつつ見てると

「キヨカワ!」ドドドン!イシハ…あれ?藤澤さんの解説あれ村越?

…いっ、石浜ァー!!

ひとりだけ、ひとりだけオーロラビジョンに映してもらえなかったあー!!

不憫なやつ!

 

入場、整列、と着々と進んでいき、気合を入れる選手達。

「片山と畑にはしつこくついていけよ!サイド2人!」「ウ…ウォッス!!」

めげずにがんばれよ石浜…!

世良と夏木のポジション争いが続くFWの様子も描かれます。が、夏木が妙。

円陣を組んで声を掛ける村越がカッコいいです。見てるこっちも気が引き締まる。

次回試合開始です!