さわやかサバイバー

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モーニング16号 #201

 

ハシラの人物紹介で山形の菅野と丸岡が二人いっしょくたにされて

「こういってはなんだが田舎臭いのがいい」とか書かれているのに和みます。

人物紹介で「こういってはなんだが」って(笑)

 

本編はライブ感ありまくりだったっていうか、いろんな声が出たというか…

ネタバレしそうなので続きに書きます!

 

続きからネタバレ感想

 

 

もう「あー」とか「あー!」とか言いっぱなし。

レッドかあああ…!後ろからですもんね…

どうしたって重苦しい気持ちになってしまいますが

主審の「君ほどの選手」や達海の「お前のがんばりは無駄にしねえ」という言葉に

少し救われます。

達海のこういう一言で選手の気持ちを掬いあげる言葉を掛けられる所は

本当にすばらしい。

ガミさんが無言でねぎらう様に堀田さんの肩に手を置いているのが印象的でした。

そういえば、この2人は長い間ETUで共に戦ってきた人達なんだよなと

川崎戦の事を思い出したりしました。

一方で山形の長谷川、嬉しいのは分かるが先輩の頭をはたくって。

 

藤澤さんの解説や羽田の危機感は分かる、分かるんだけども

もう言わんといてあげて!フラグ立ててあげんといて!

山形!山形!な不穏な雰囲気の中、フリーキック前のメンデスさんにビビる

宮野夏木清川に笑いました。

口の描写が三者三様、違うのが面白い、けどしっかりしてくれよ!(笑)

見切れてる(たぶん)コシさんはもっと堂々としてるんだろうな。

 

フリーキックは直接ゴールを狙わずに、ゴール前は混戦に。

ここ、すっごい手に汗握った…

やめてやめてうわきたうわうわ、あー!あー!!あー………みたいな。

ジャイキリのこの没入感ったら毎度のことながら凄いです。

黒背景のETU側、白背景の山形側、分かりやすい明暗が。

歓声の中のケンさまの後ろ姿は正直すげえカッコいいんですが

がっくり度合いもすげえです。

 

落ち着いてもう一度このシーンを見てみると、詳しい事はよく分からないですが、

かわされる、体を寄せられる、といった事に

一歩一歩ETUは山形に遅れを取っているんですね。

最後に決めたのはケンさまで、それを決めきれる才能はもちろん凄いのですが、

フリーキックで一人が蹴って決めるというのではなくて、

佐倉監督が強豪と渡り合ってきた選手達を信じ、

選手達もそれぞれがこの局面において集中してプレーしたことが

点につながったこの形は山形らしい決まり方だな、と思いました。

 

とはいえ、がっくり来てるのも確かな訳で…

山形は引き分けでよしとするのか、もう1点取りに行こうとするのか

分かれるとかはないんでしょうか。

でも交代枠もまだ残ってるんですよね確か。

他に残り時間も少ない中でETUが勝てるような布石、布石は…

殿山くんの投入とか、経験値の差とかでしょうか。

抑えていた存在感を今こそ発揮する時だぜ殿山くん!