さわやかサバイバー

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モーニング40号 #221

今号の表紙は試合中、ピッチの脇で指示を出す達海とそれを聞く椿、

という感じの表紙でした。

臨場感あふれるメインのこの二人が素敵なのは言うまでもないんですが

ベンチでじりじりと焦りを募らせてるようにも見える赤崎らしい人がツボでした。

 

「え!うわー!」というところで終った前回。今回は…

 

続きからネタバレ感想

 

 

ジーノのFKで同点に追いつくも、さらに逆転を狙って守備のラインを高く上げていた所を

逆に川崎に突かれて点を取られてしまう、というのが前回まででした。

その流れをおさらいしている時の堀田さんのアゴ力(あごぢから)が

いつもより荒ぶっているような気がするぜ…

さらに失点するのを防ぐために守備に力を入れるのかどうか、今後のプレーの方針が

個々の判断でバラバラになるのを危惧する観客席のコシさん。

しかし達海はこの勘所をしっかり分かってました。

ピッチに向かって攻めに行った上での失点だから仕方がない、切り替えろ、

大事なのはここで怯まないことだ、と大きな声で呼びかけます。

 

その声で自分たちのプレーの後押しを受けたゲームキャプテンの杉江は

自信を持つように佐野やクロに声掛けます。

お分かりでしょうがこの杉江がもっ、もっ、…カッコいいじゃないですかウン知ってた!

あっという間にひっくり返されてがっくり来てたり

自信をなくして悶々とする姿を見られるのかもと不埒なことを考えてたんですが

予想以上にしっかりしてた!素敵だ!

でも今後の展開でそんなことにもなないかなーと、まだちょっと不埒に思ってます。

達海がタイミングを外さずビシッと締めてくれたからこそ

杉江もああいう声掛けができたんだと思うし、

達海の選手の心情をコントロールする力はやっぱり優れてますね。

一方杉江は失点の両方ともに関わるポカをしたクロへのあしらい…あやつり…扱い方が

実にスムーズで流石でした(笑)心得てるなー。

中盤から前にかけての選手もまだまだこれからという感じ。よしよし。

 

サポーター含めさあもう一度、というETUに対し八谷は

「なりふり構わず攻めてきたところを…

 俺達がカウンターでトドメを刺してやる!!」

その台詞、状況を分かりやすく説明してくれてるけど小物の悪役っぽいよ八谷!

っていうか前々から思ってたけど八谷の説明台詞は言えば言うほど

やられること前提の小物っぽく感じるよ!

この後のオフサイドになったものの絶妙なパスも八谷が自信を持って言えば言うほど

「ああ、このあと対策されてくるのかな」って思っちゃうよ。

ETUにとっては良いことですが(笑)読者的には裏切ってほしい予想です。

 

それぞれのベンチで指揮官たちはというと…

言いたくないがETU側にも伸び代を感じさせる選手は結構いると言うネルソン監督。

この人の言うことだけに、その開花はこの試合中にやってきてもおかしくなさそうです。

順当に行ってやっぱりガブや殿山くんあたりになるのかな。

達海は「守備を疎かにするつもりはない」「別に打ち合いをしたいわけじゃない」

と言いつつも、

 

達海:「もしそうなってもこの連中なら 川崎にだって打ち勝てると俺は思ってるよ」

松ちゃん:「(わ…笑ってる… 最初っから打ち合う気満々だったよこの人ー!!)」

 

松ちゃんもう腹くくろうぜ(笑)

お互いの良い所が噛み合ってシュートまでいっちゃうような試合、

というのは単純に観客としては面白そうです。

いい試合が見れたら勝敗は二の次…って言いたくなるけど

後藤さん的ETUフロント的にはそうもいかなそうだな。

 

試合の方はまたしても八谷がパス、というところでジーノがカット!

ほらもう、解説してるから!

ジーノへのコメントが「珍しくナイスカット!!」って(笑)

何してもいちいちジーノはおいしくていいですね。

ボールを受けた殿山くんがパスを出した先は…来た来たコンビのガブリエル!

前半のうちに追いつければいいんですが…