さわやかサバイバー

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モーニング52号 #231

ホントにこの人は突然現れて…(笑)

 

続きからネタバレ感想

 

 

ピッチ外の様子からピッチ上の試合風景に舞台は戻って来ました。

タンさんのゴールで1点勝ち越しに成功するも、相手は川崎、油断はできません。

それを思い出させるように八谷からカンちゃんへのいいパス、

そんでいきなりカンちゃんのシュート!は、ほんの少しだけゴールを外れて行きました。

はー…

それを惜しむ川崎サポーターの様子から決定機は作られてる様子です。

お、押されてる時間帯なのかな。川崎は今のままでは負ける訳だしな。

川崎は八谷が自慢げに話していただけはあるくらいの

点を取る力があるチームなので、これが続くと不安です。

その八谷はシュートを外して悔しがるカンちゃんに、落ち着け、自分達の力を信じろ、と

珍しく冷静に諭します。どうした。

いい感じでカンちゃんも闘志復活!と思ったら速攻ツッコミ入れられてて

いつもの八谷に戻ってて安心しました(笑)

しかし八谷の言う事ちゃんと理解してたり、キレのいいツッコミ入れたり、

カンちゃんの語学力の発達すごいな。

「オコトバデスガ」とか普段の話し言葉以上に正しい日本語使ってるのが

勉強してるんだなって感じでほほえましい。

 

その後は八谷のタイトルにかける想い、それを恩ある監督に捧げたいという想い、

またその先に見えてくるであろう代表への想いなどが独白が続きます。

この辺の、恩ある監督にタイトルを、というあたりは

実際に応援しているチームで選手達が父親のように慕っている現監督が今期で退任

という事で、似たような言葉を最近よく見たり聞いたりしていたのもあって

個人的にしんみりしてしまうシーンでもありました。取りたかったねえタイトル…

 

そんな万感の思いを乗せて男八谷がスルーパスを出しますロドリゴに。

打ってもらいましょうロドリゴに。と、そうはいきませんでした。

クロもDFとして3点も取られる訳にはいかんよね!

観客席のコシさんは川崎の気持ちを折るにはもう1点のリードが必要だと考えています。

そしてこの場面でボールを持っているのは椿。

ベンチの達海からは

「お前は足だけの選手かよ 椿!」

の台詞。

殿山くんとボランチを務めたことで全体のバランスを考え、自ら行動に移した椿。

藤澤さんによると見方によれば椿がバランスを整えたと見ることもできるとか。

その椿がここでとる選択が今まで散々見せつけてきた脚力ではなくて、

この試合ピッチを見渡して来たからこそ出せたともいえるパスだったというのが

来た来た!という感じです。

ハーフタイムに達海が言っていた意外性のある、見ている人を驚かすようなプレーは

川崎の選手、監督を驚愕させ、ETUサポーターには期待感を…ってあれ

マーちゃん顔ちっちゃくない?

それはともかくボールは前線の宮野と相手キーパー星野の間に。

星野は飛び出してゴールを割らせまいとします。

自信と自負を持っている星野らしい選択ですが…

蹴ってクリアしたことでボールはこぼれ…

そこにもう一人選手が。

 

「これで決まりだね」

 

ジーノ決めたああ!

1ページ丸ごとのゴールシーンかっこいいなクッソ!(笑)

ジーノ自身がどこまで本気で「意外性あるプレー」を狙ってたかは

掴みかねますが、ともかくゴールだ!2点リードだ!やっほい!