さわやかサバイバー

好きな作品の感想を書いています。カテゴリー一覧は50音順で並んでいます。

モーニング24号、25号 #248、#249

外から見る世界と内から見る世界との違いでした。

私はちょっと苦手かなあ。

褒められたいもの。たいした事してなくても褒められたいもの!

 

続きからネタバレ感想

 

 

#248は千葉というチームについて思う藤澤さんからスタート。

千葉に関しては選手がインタビューにあまり答えない事から

記者でも内情がよく分からないそうです。

だから藤澤さんも世間一般に言われてるような

監督が自分の思惑の通り動かす駒としてしか選手を考えてないなら面白くない、

ETUが勝ってサッカーはそんなものではないと思い知らせてほしいと考えてます。

 

ただこれでミルコビッチ監督が本当にそれだけの考えでやってるような

単純な「敵役」ではないのがジャイキリなんですよね。

知ればそれが頂点を目指す為にその人が必要と思う理想ややり方であることが

納得できるのがいいです。

ただそれが不破監督の時はETUのクラブの方向とは合わなかったりした訳ですが。

 

#249で分かったのはミルコビッチ監督は分析がすごいというだけではなく、

その要求は選手が越えられるか越えられないかギリギリの所に設定されてるという事でした。

なるほど。ただ単に自分の理論を選手に押し付けるのではなく、

選手をちゃんと見て、レベルを把握したうえで組み立てて、

選手の成長を促すものだから信頼関係が生まれるんですね。

つっても、せっかくそれが実を結んでゴールした時くらい、

もうちょっと喜んであげてもいいんじゃ(笑)

成長というアメの香りがかすか遠くにするだけで、ムチばっかのような気がしますよ!

 

プレイ中にも常に思い出すくらい監督の言葉は千葉の選手に身に染みてるようなんですが

これって下手したら夢にまで出てきそうなレベルで、私だったらちょっと嫌だ(笑)

 

千葉に徹底的に研究されてるETUはいい形で攻撃できず、イラつく人が増えてます。

松ちゃんはいつもみたいないい形ができれば、そこから乗っていけるのではと言いますが

達海につねられます。

中年になって仕事場で他の人の見てる前でつねられるって

リアルに考えるとかなりツライっすよね(笑)しかも年下に。くじけるな松ちゃん。

達海はそういう風にまさに「いつもの形」にこだわっている所に

千葉が付け込んでいるのだと指摘します。

そういう気配が漂ってても、実際はなかなか攻撃の形を変えることって

難しい気がするんですが…

と、折しも千葉に先制点を入れられた少し後に前半は終了。

達海がテコ入れするならいいタイミングといえばそうかもしれません。

そして自宅で一人テレビ観戦する羽田の元にも来客が。