さわやかサバイバー

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モーニング30号、31号 #254、#255

相手チームのあの選手がジーノにじわじわと追い込まれていってるような。

ああ犠牲者がまた一人…

こういうのも「魔性の男」って言うんだろうか。

 

続きからネタバレ感想

 

 

前回ラストで放たれた椿のシュートは…

サイドネットでした。残念!

やっと来たチャンスだっただけに椿自身もかなり悔しそう。

世良が「俺達の足ならゴール前をひっかき回せる!どんどんチャンス作ってこうぜ!」

と励まして行きました。おお世良、先輩だ。

世良はからかわれたり騒がしくしてるイメージが強いもんで

しっかりしてるのを見るとなんか感心モードになってしまいます。

あの子がここまで的な。

 

椿の背中を押したのは世良だけではなくて、

ゴローさんが臨時に率いる混合応援団の椿コールもでした。

椿とサポーターの関係はホントいいですね。

お互いがお互いに力を与えてる。

 

しかし千葉は監督は動じてないし、選手にもそれほど影響はないみたいです。

と、思ったらジーノがマークしてきた戸倉に対して

心の中を見透かすような言葉を言ったり、目の前でいいパスを出したり…

ちょっと、いやらしいですよ王子。

で、そのいいパスがゴール前まで行くんですが、最後受けた赤崎が倒され、

その上ファールも取ってもらえません。

前半からファールを取ってもらえない場面がいくつかあり、

赤崎も悔しい表情をするものの、それ以上にイラついたりはしてないような感じです。

この状況に達海は、こういう不利な条件も含めて

挑戦者は立ち向かっていかなければいかないと言います。

挑戦の先に何かを得た自分がいると知っていれば、挑戦を苦と思わない、

目の前のことに希望を持って立ち向かえる、と。

椿やジーノや赤崎の様子を見ると、ハーフタイムの言葉を通じて伝えられたその思いを

ETUみんなが受け取って、同じ気持ちで立ち向かえてるんだろうなと思います。

 

藤澤さんもETU特別仕様だった今回の千葉の布陣がいつもの布陣に変わらされたことで

いよいよETUに試合の主導権が回ってきたのではないかと考えてます。

藤澤さんが言うなら期待できそうだね!山井さんならともかくね!

 

その言葉が早くも実現したかのように、

またしても目の前に立ったジーノに千葉の戸倉が気を取られているのを見計らって

コシさんが戸倉へのパスをカット!

さあ流れを引き寄せられるか、という所で立ちはだかるマクレガーの怖い顔でラストでした。

ここのアオリが「マクレガー出動!!!」とか書かれてて

扱いがもはやロボです。