さわやかサバイバー

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少年ハリウッド 第8話メモ

少年ハリウッドの自分用メモ残しとこうという記事です。

 

あくまで自分用メモなので断片的ですし、

第10話まで視聴してから振り返っているので思いっきりネタバレです。ご了承ください。

 

 

第8話「永遠の花火」

 

初代の叶えられなかった夢、自分達の夢、

田園風景の中での合宿、カレー作り、花火、

来るぞー!センチメンタルが大挙して来るぞおー!

 

時間の流れだけで言うと第7話の後にすぐ第9話のような仕事が来てもいいと思うんです。

だけど、テッシーに心得を教えてもらうだとか、「わがまま」の話だとか、

最後のシャチョウの言葉から考えるに、

舞台はやったけど今まで内輪だけで活動してきた彼らが

これから実際に芸能界に入って行って、

思い通りにいかないことも含め様々な事が起こるだろうけど、

(第9話のシュンの話もテレビの仕事が始まったからこそだったし)

自分達がしてきたことは消えない、と確認する回だったんだなあと。

そう思うと、しんみりした心温まる回だけど

「この先やっぱり何か起こるんだ」というざわつきも感じます。

もうこの頃になるとすっかり感情移入しちゃってるから

「がんばれ、みんながんばれ…!」と祈るような気持ちになってしまう。

 

「週刊露伴」…どういう系の雑誌。

 

切り替えしてるとはいえ、自分の口で「少年ハリウッド」の名が

この世から忘れ去られていたと言うシャチョウの姿は切ないですね。

 

ライブ活動を再開するという場面、少年ハリウッドのメンバーは日が(光が)当たる所にいて、

シャチョウとテッシーは日陰にいる、という指摘を見ました。なるほどなあ。

 

マッキー「一生こうしてたいなー」

トミー「一生なんて無理だよ」

草の上に寝っ転がってる時の発言だけどこれもアイドル活動にかけてあるんだろうな。

第1話のアーアー聞こえなーいって言ってた時のトミーだったら

こうは言ってなかったような気がする。

 

カケル

「僕たちはいつも一瞬で過去になりながら、その過去で生き続け

 毎瞬僕たちを前に押し出す力を蓄え続けているんじゃないかと」

第2話で過去は捨てられていくものなのだろうかと考えていた時からの変化。

このモノローグの冒頭で「こいつらといると 時々思う」と言ってるから

仲間と活動してきたからこその変化なんだな。

第7話最後のモノローグも「こいつらと一緒に」で締めでしたしね。

 

テッシー「これじゃあアイドルじゃなくて ただモテたい男子の妄想でしかありません!」

すっごい正論言われた(笑)

 

テッシー

「アイドルは一度ステージに上がったら

 自分の本当に言いたいことなんか言えませんし

 私たちも助けてあげられないんですから、それ以外の時間は」

「わがままを実現させてあげるよりも、

 わがままをただ聞いてあげる事が、私の仕事なんです」

今回テッシー名言多すぎじゃないですかね…(泣)

 

マッキーの寝巻おじいちゃんみたい。正に「寝巻」という感じの。

ここからしばらくは、ひたすらほほえましいねえ…

 

トミーの発案で初代と同じようにビデオの前で自分の夢を語るメンバー達。

最後、カメラを手放したトミーが画面の外で静かに言う。

「僕たちは、叶えようね。

 初代が叶えられなかったことも、僕達の夢も、叶えようね。」

これをメンバーの知らない所で一人トミーが言うのがね…

 

今回はEDまでシュンによる「永遠 never ever」のアコースティックバージョンでしっとりと締め。

水彩っぽくしてあるのもそうなんだけど、なんでここまでノスタルジックに感じるのかと思ったら

学習机が成長に合わせて高さが変えられるやつだからだ…

私も小学生からしばらく使ってたよ(笑)