少年ハリウッド 第11話メモ

少年ハリウッドの自分用メモ残しとこうという記事です。

 

あくまで自分用メモなので断片的ですし、

第13話まで視聴してから振り返っているので思いっきりネタバレです。ご了承ください。

 

 

第11話「望まれない僕たち」

 

前回の次回予告時点から不穏な空気が漂いまくりだったので

(コウさんのナレーションはともかく)

戦々恐々としていました。

予想通り、リアルさを感じさせる会話が上手いこの作品でこういうのをやられると

そりゃもう辛かった…

 

私個人がいさかいを見るのが苦手というのもあるんでしょうが、

ここまで10話分、彼らの成長を見てきて、すっかり肩入れしてしまっているのも

大きかったと思います。

彼らは自分達が受け入れてもらえてない事実もある事を知って、

それが焦りや不安と合わさって、仲間とのすれ違いを生んでいってしまいます。

ここで否定的な世間の意見に「何でそんなこと言うのよ」という気持ちになるのと同時に、

そういう事を思う側に自分の視点が変わっているのを気付かされたのは面白かったです。

新生少年ハリウッドのメンバーの意識の変化をずっと見て来た私達の方もまた、

意識を変化させられてきてたんですね。

まだ小説読んでないので初代のことは置いといても、

私だって最初OP聞いた時は結構「うわーこれ受け入れられるかな」って思ってたのに。

気付かぬうちに、すっかりファンのいっちょあがりですよ!

これがまた、現実のアイドルを好きになってるような気持ちなのが面白い。

 

同じような気持ちの人は多いようで、

第11話は特に親身だったり真剣なコメントや感想が多いのが心暖まりました。

本当、話数を重ねるごとに好きになって、肩入れしたくなっていくもんね。

 

本編はささくれができたカケルとマッキーの会話からスタート。

「ムリヤリ剥がすと痛い」「でもほっとくともっと酷くなる」

「なのにいつも、いつの間に治ってるんだろう」

ああ、そういう話になるのね…何気ない日常会話が怖いぃぃ。

 

それはそれとして、「ムリヤリ剥がすと痛いしね」っていうカケルの言い方かわいい。

 

おそらくコウさんの働きもあってテレビ出演が叶った新生少年ハリウッドでしたが

それが却って一部の初代ファンなどから反感を買ってしまった様子。

メディア対策とかそういうのって事務所がやらなきゃいけないんじゃ、と思ったけど、

そういや初代以降は「鳴かず飛ばず」だったんだっけ。

シャチョウは哲学は素晴らしいけど、今の立場でこういう事に対処するのは初めてなのか。

 

メンバー達が言い争ってしまうのは、

彼らがここまでそれだけ成長したからでもあるんですよね。

 

少年ハリウッドを居場所として決めたマッキーは

そこをもっと良いものにしようとしてはいるのだけど、やや空回り気味。

今回、みんなに声をかけるトーンもどことなく張っていて高い感じ。

ドアノブがぬめぬめする夢も、ここだけ見れば笑えるんだけど(「またまたあ」ってマッキー)

先に行きたいけど進めない不安がモロに出てるんだろうなあ。

 

シュンは今出来ることを精一杯やろうと決めたからこそ

自分にも他のメンバーにも厳しくなっている様子。

体力がない描写もされてきた彼が、だからこそか、ひとりいつまでもステージに残って

自主練をする姿には彼の真面目さ、真剣さを感じられるけど、

残っていたせいでチケットの売り上げが芳しくない様子を聞いてしまって

さらに追い込まれていくのが辛い。

 

結果が出せなければ意味がないと感じているのはキラもシュンと

同じような立場だけど、過去の自分の経験と公演が迫る焦りから

余計それを強く感じているんだろうか。

客観的に自分達の実力を見る視点は必要だけどね。

 

トミーは託された「少年ハリウッドのトミー」という大切な役割を

望む人も少なく、自分も果たせるかどうか分からない、

施設の子供たちにもそんな自分を見せられない、って

彼もまた居場所が無くて、かなりきつい状況だったんじゃないのかって思うんです。

そんでも自分も劇場に泊まろうかなって、控えめに弱音こぼすくらいなんですよ。

おおおトミーもぶちまけていいんやでえ。健気なんだからこの子…

 

カケルはある意味「からっぽ」で

仲間たちと知る色んなものをありのままに吸収してきたぶん、

今回は否定的な意見をがつんと受け止めてしまっている。

今回のカケルのモノローグ聞いても、

これはカケルが自分自身で少年ハリウッドであろうと決めて進んだからこそ

より強く感じる痛みでもあるんですよね。

 

マッキーが出て行ってしまう前の言い争いの場面では

靴のアップが目立つような気がしました。

社長が買ってきた、メンバーのそれぞれのイメージカラーの靴。

以前の話で言うと、第7話でも靴のアップは目立っていたように思います。

あの時はみんなでカケルの歌をなんとかしようとして、

カケルが自分は少年ハリウッドだと言いきった回だったんですよね。

今ここでは自分達が「少年ハリウッド」としてやっていく事に迷っている。

 

思えば、マッキーだけ担当回に初代の助言を受けてないんですよね。

そんな彼が新生少年ハリウッドのリーダーであるという事も

新生は新生として新しいものを産み出していかねばならないという

意味が込められてるのではないかと思います。

第1話でシャチョウがマッキーに語りかけたように

自分達はここに居るんだということを叫び続けた手描きのチラシの地図が

へたくそな字でも、誰にも求められなくて踏みつけにされても、

「地図」を求めていたカケルに届いたんですよね。

それを受け取ったカケルに感じるものがあったからこそ、

第12話でみんなに語りかける言葉に繋がっている。

 

今になればそれが分かりますが、初見の時はBGMのみの次回予告とか

不安で仕方なかったですよ!何とかなるとは思ってたけど!

もう、何でもいいから誰でもいいから何か喋って!

いっそキャット名言集でもいいから!いやそれいいな!とか考えてました。