さわやかサバイバー

好きな作品の感想を書いています。カテゴリー一覧は50音順で並んでいます。

少年ハリウッド 自分ツイートまとめ その7

一話ごとの感想以外の少年ハリウッド関連ツイートをまとめたものです。とりとめのないものばかりなので、当時の空気感を楽しんでください。

 

イベント「ときめきミュージックルーム」中心に。続きにまとめています。

イベント「ときめきミュージックルーム」の感想

ときミュすっごい楽しかったです…!今回のイベントの形式もあるんだろうけど、私にとって少年ハリって本当「体験」なんだなーと。

ちえりちゃんは楽しみだったけど、私まさか泣くとはな…どういう意味の涙だったのか冷静になれたらまた考えたい。

 

目が覚めているうちにときめきミュージックルームの感想を。少年ハリウッドにハマるまでアイドルって縁がなかったし、少ハリ関連の楽曲って特に懐かし目で思いっきりアイドルメーター振り切った感じなので正直「おっほう…」ってなること多いんですが、なんであそこまでベタなのか分かった気がします。

日常のしがらみや感覚から離れて、何もしなくてもテンションがいつもより上がっている状態でぶつけられるアイドルソングって甘ければ甘いほど脳にクるんだ!って感じました。頭キーンってなりそうなくらいの糖度の方がやみつきになる。

普段は「いやーそこまでベッタベタなのは個人的にちょっと…」と思っているような歌でさえ、イベントなど、日常の様々な壁が取っ払われた状況ではダイレクトに響いてきて、敬遠していた甘さがかえって魅力になり、とりこになってしまう。

少ハリはステージをとても神聖視してる作品で、それはつまりファンに直に彼らを見てもらうことを大切にしてるということでもあって、それが前提での計算された甘さでありベタさであるのかなとも思いました。

とか冷静に書いてますけど、要は山下さんの歌を聴きながら脳内がひたすら「これヤバイこれヤバイこれヤバイこれヤバイ」状態になってたってことです。

ソロはキャラクターや歌った声優さん方の個性がホントそれぞれ違った方向で光り輝いてて、しかも継ぎ目なしで披露されたもんだから感情の揺さぶられ方がとんでもなかった。

子鹿は透明感があって最後のおじぎが素敵だったし、仁義はキュートながらも付いて行きたくなる感あったし、きゅんマフはあの通りだし、イエパンは振り付け含め完璧だったし、Pinkishは楽屋で散々練習されただけあって「愛!」に持ってかれたよね。

 

あとトークの時の逢坂さんの「みんな(LINEの)スタンプ使い過ぎなんだよ(苦笑)」にカケルくん感を感じてヒィ…!ってなってました。「なんでも俺に言えばいいと思ってるでしょ」とか「続きが知りたいなー」とかのやんわりぼやき系列だったよ…

小野さんのシュンシュン台詞「愛してるよ☆」は以前のイベントでも言われてたみたいだし「頂きましたありがとうございましたぁっ!」って感じでうれしかったし、逢坂さんのは不意打ちでうれしかった…

 

ぜんハリくんたちは少ハリを通じて活動や歌の一部は知ってたけど、あの激しいダンスと歌を何曲も連続でこなして、その後にはそれぞれのキャラクターを活かしたトークまで披露していて、改めてパフォーマーとしてのレベルの高さに圧倒されました。そのどれもが楽しかった!

毎日練習を続けて、ステージや舞台を重ねてきてるんだということをあの日の彼らを見ただけでもよく分かりました。少ハリのシャチョウが「彼らのステージを見てもらえれば分かります」みたいなことをよく言うけど、それを実感しました。

 

ちえりちゃんは、頭では別の名前を持つ歌手か何かの人だと分かっていても、姿を見た時から涙が出てきて止まらなかったです。制作側の与える物語と、与えられ応えた私たちの想いが重なったあの時、あそこにいたのは二次元の人物が三次元の生身の体で歌う、人を越えた存在だったのではないかと思います。

それだけの物語を生みだす橋口いくよ先生の情念や哲学、小説「原宿ガール」から続く高杉ちえりの物語の世界を一貫して細部までこだわって表現した制作の方々、その光を受け私たちが照り返す先のステージに「高杉ちえり」という存在が生まれる。それができたということ、その場に居合わせることができたということ、またそれができるフィクションというものの力に圧倒されての涙だったのではないかとも思います。

 

ときミュの前の楽しみな心情に「神事かよ」とセルフツッコミしたけど、宗教ってあんな感じで始まるんじゃないかと真面目に思った。文化人類学だか心理学だか社会学だか分かんないけど、レポートや論文の一本はゆうに書ける題材と出来事だと思う。

 

声を演じる初代少年ハリウッドメンバーであるコウさんとそっくりな姿で鈴木裕斗さんが歌ってくれたことと、ちえりちゃんのことは似ているようで遠いのがすごく面白い。鈴木さんのひととなりや普段の声優としての活動を知っているから、あれはあくまでコウさんの格好をした鈴木さん、なんですよね。

鈴木さんのステージはそういうパフォーマンスに込めたご本人の作品やキャラクターやアイドル文化へのあふれんばかりの愛情がバシバシ伝わってきて、全く違う方向で素晴らしいものでした。マイクに向かって華麗にターン!「」!小指絡める振り付け!トークのコウさん成分!完璧や…

 

思い出せるまま書いたので順番バラバラですが、一番最初のカスタマイZもそりゃあかっこよかった!そわそわって感じのテンションが一気にガーンと天井まで跳ね上がりました。生演奏の迫力すごかった!

モノクロームさんは周りにファンの方があちこちにいて人気のほどがうかがえました。かわいいもんね…

 

トリの少年ハリウッドはもう目が忙しくて忙しくて。スクリーンの映像も見たいし声優さん方のパフォーマンスも見たいし。

「音楽番組『ときめきミュージックルーム』の毎年恒例のイベント」という設定を考えると、リアル事情はともかく、少ハリがトリを務めている事実や、「永遠 never ever」の頭サビがカケルくんということに、彼らの時間が止まっておらず成長し続けているのを感じさせてくれるのがうれしかった。

様々な面で次元の狭間や、次元を越える演出を感じさせてくれるイベントでしたが、アンコール後にスクリーンでアニメの「ときめきミュージックルーム」回である第10話のED曲を流す演出にも痺れました。あれで私たちは視聴者であるこちらの次元に戻されたんだな。

次元を戻されるということは、それまで私たちを次元を越える旅に連れていってくれたということ。本当に頭から最後まで細部に渡り作り上げ、作品と世界観とファンを大切にしてくれる素晴らしいイベントでした。物販はもう少したくさん用意して欲しかったけどな!

世界観の大事な一端を担う司会役の新田さんと石田さんも感謝しかない仕事ぶりでした。お二人のおかげで心ゆくまであの世界に浸れました…

 

シュンの誕生日ハッシュタグイベント

私たちと同じように夢に対する気負いや自分に対する勘違いがあって、でも私たちが「カッコ悪いから」と避けてしまう所にどんどん踏み込んで、痛々しさに途中目をそむけそうになっても結局全てを糧にしてしまうシュンがカッコよくて好きです。誕生日おめでとう! 

また少ハリ痛々しい行動の描写が異様に上手いからさあ。ウワーとなりつつも「ああもうこの子は」と愛着が増す方向にしていたり、苦笑できるくらいにおさめるバランス感覚がすごいんです。だから存分にシュンシュンにウワーってなってるよ。

あー、シュン弟いるのか。お兄ちゃん風吹かして、それを鼻で笑われたりしつつも全体的には愛されてるような感じだったらいいな。