さわやかサバイバー

好きな作品の感想を書いています。カテゴリー一覧は50音順で並んでいます。

ワンダンス

Twitterでつぶやいた「ワンダンス」(珈琲 講談社)の感想をまとめたものです。

 

ワンダンス、なんで好きなんだろと思ったら、これ私が弱い「生き辛さを抱えた人が夢中になれることを見つけ、それを通じて世界と繋がっていく話」でした。吃音(どもり)で常に周りを気にして自分を抑えていた主人公が、ダンスでそれを武器にして解放されていくのがいい。

 

中学のダンス授業で恥ずかしい思いをした経験から他人のダンスを見ることすら苦手になっていた小谷花木。なのに休み時間に一心に踊る女子に訳もわからず引きつけられる。そこに求めていた自由があることを感じ、彼女、湾田光莉とともにダンス部への入部を決める、というストーリー。

 

湾田さんはかわいくて、花木くんの吃音もダンス初心者であることも気にせず自然体で接してくれるので、下手したら出来すぎのウソっぽいキャラクターになりそうなんだけど、そうはならずに名前の通り光のかたまりみたいな人として印象が残るんですよね。

それは彼女のエネルギーは圧倒的にダンスへ向けられていて、花木くんとは同志として繋がっていくからなんだろうなと思います。ある意味それ以外はささいなことで気にせずいられるんだろうなってわかる。超然、とまでいかなくて、芯はあるけど柔軟な人くらいのバランスなのが上手い。ていうか好き。

あまずっぱい方面の展開も大好きですけどね…ニコニコしながら読んでますけどね…二人ともかわいいよ…

 

湾田さんのカリスマ性や情熱を感じさせる目の描き方が本当にキラキラしててまぶしいんですよ。ゆらちゃんも「いいから わかったから」って言うはずだよね。あれまっすぐ向けられたらね。

絵と言えば主題のダンスの描き方がすごくかっこよくて!形ではなく動きの印象を力を伝えてくる迫力ある絵。私はダンスとは縁遠かったのでイメージしきれないところもあって、アニメで見てみたいんですが、曲の使用料がエグそうよね…

 

別世界の人がやるものと思っていたダンスの物語を楽しく読めたことはうれしい驚きだったんですが、日常会話の若者らしさには世界が違うフレッシュさを感じて、そこも面白いです。自分からは絶対出て来ないわこれ…

 

ラプンツェル ザ・シリーズ 感想

Twitterでつぶやいたディズニーアニメ「ラプンツェル ザ・シリーズ」の感想をまとめたものです。飛んでいる回もあります。前日譚「新しい冒険」からシーズン2「幸せとは…」まで。

地上波放送に合わせて更新するつもりでしたが、そちらがシーズン2までとなってしまい、残念です。感想も中途半端なところまでで申し訳ないです。

 

続きからネタバレ感想

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せんせいのお人形 第3巻感想

Twitterでつぶやいた藤のようさんの「せんせいのお人形」(KADOKAWA)第3巻の感想をまとめたものです。

 

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せんせいのお人形 第1巻、第2巻感想

Twitterでつぶやいた藤のようさんの「せんせいのお人形」(KADOKAWA)第1巻、第2巻の感想をまとめたものです。

 

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GIANT KILLING 単行本第54巻感想

表紙で花森が大きく描かれてるのはまあ日本代表の顔だから、くらいにしか思ってなかったんですけどそういうことですか!

あと表紙のアレックかわいい。前歯が大きくてかわいい。杉江と合わせてジャイキリの妖精さん枠として(顔の造形とか雰囲気が)気に入っているのでうれしいなー、と思っていたらこちらもそういう展開とは!

  

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