twitterに上げたジョジョの奇妙な冒険の漫画感想をまとめたものです。
2013年頃のもの。第3部以降は漫画で初めて触れました。
続きから第3部ネタバレ感想
旅に出るまで
アニメ見た第2部までと違って、基本的に第3部は初見になります。おそらく、これまで以上に「今さら!?」な発言ばかりになると思います。
お母さんすごいかわいい人なのな。スージーQの血筋だなあという感じですね。
「17さい」の「さい」がひらがななのとか、「ちょっぴり」とか、かわいい単語の使い方が突然出てくるのが、妙に頭に残りますよね。
帽子…脱げるんだね…髪と一体化してるイメージが付いてたのに、こんな冒頭であっさり脱ぐ場面があるとは…
この「おじいちゃん」呼びが捻くれてわざと言ってんのか、素で言ってるのか、判断が付きにくいんだよな。
マジシャンズレッド出して気温が上がった留置場内の温度計見て警官が「異状ですッ!」って言ってる場面ですが、このままだと下手したら日本は普通でも45度ぐらい行きかねんよな。
「…この私の首を見てください …予想以上に骨がおれそうだ」その骨が折れるっていうのはたとえと言葉通りの意味の両方なの?
アヴさんの髪型は「ふ菓子」呼ばわりされてるのを見て以来、それが頭から離れません。
この暗闇の中のDIOの後ろ姿の絵は有名ですね。確かにカッコいい。
保健の先生かわいいな、と思ったらすごい顔になった。
ハンカチに忍ばせた宣戦布告のお手紙にもふりがなを忘れない細やかな気配り。でも不意打ちの方がやりやすかったんでないかという気もする。
保健の先生からハイエロを口で引きずり出した所、場所が場所ならスタンド通じて当人同士もチュウした感じになっちゃうの?
あー、承太郎は「硬派で根は優しい」なのか。なるほどこれは…モテる!
ついさっきまで戦っていた相手に対しても親身になれる所はジョセフの孫って感じだなあ。
ジョセフのパジャマの柄がリポビタンDみたい。あ、これ、いばらモチーフなの?
ジョセフが「お父さん」の顔だよ…あのジョセフが。
出た出た「行くぞ!」
ホリィさん偉い人だよ…
タロットカード編
「あて身」のコマのシュールさが。
香港のレストランのシーンは「旅行、楽しかったよ!」という荒木先生の思いが出てるようでほほえましい。実際の所は知らんのですけど。
おっさんのノリではしゃぐ身内にいらつく子供、という普通の家庭の情景があるのが意外でした。あとそういう愚痴を花京院に言うくらい承太郎が気安くなってるのがほほえましい。
やるかどうかも分かりませんが、第三部アニメ化したら、オランウータンの心境を予想してる承太郎のモノローグ、「グフッ」だの「ウキャキャキャキャ」だの、あれ言うのかな。
漫画の中であまりにも文字を使って説明するのは野暮になる事もあると思うんですが、花京院のプロフィールの性格の所はすごく納得が得られてよかったです。繊細な彼の性格を表す文章がまた繊細。
目にシャンプーは確かにつらい。
えっ?アヴさんえっ?花京院とシンクロしてるんですが?
J・ガイル戦は心境や想いが繋がって勝利にまで行くのがよかったです。読み応えあった。きっかけとなったのがあれっていうのが悲しいけど。
ジョセフの戦いは基本逃げまくりとか情けない感じがジョセフらしくていいな。それでも最後きちっとやってくれるのと、台詞先読みはカッコいいじゃないのうれしいじゃないの。
いつの間にか承太郎のジョセフの呼び方がじじいになっててさびしい。おじいちゃんって言ってたじゃないの。
エンヤ婆とポルナレフは、かたや息子の敵、かたや仲間の敵同士という、結構重い因縁同士なのに、なにこのコメディ。
「恋人」戦、あまりない共闘戦が見れて嬉しい。
ジョセフの台詞を一瞬「おまえのために わしの頭の中がキズつくのを見ておれん!」と読み違えてしまいました。外道になってしまう。
あと承太郎の口から仲間に対するストレートな信頼が聞けてよかった。いつも言ってあげればいいのに。みんなが見えない所で言うんだからウフフ。
「死神13」のデザイン好きだな。
天丼ネタに弱いので「おれと同じリアクションするなーッ!!」の所好き。
それまでがこたえたんだろうなあ、その反動なんだろうなあ…自分がおかしくなった訳ではないと分かった後の花京院のノリノリぶりは…
ゲームのPVで聞いた「富や名声より愛だぜッ!」って、もっとカッコいい場面で言うのかと思ってた。
あ、「猿の手」か。
わーってなったけど!うれしかったけど!そこまでの小芝居が腹立つな!アヴさん!
エジプト9栄神編
初期のイギー顔がこわい…
これまでDIOに魅せられた人物が色々出てきたけど、「悪には悪の救世主が必要なんだよ」って台詞で、より説得力が増した感じがします。DIOの方から働きかけるだけじゃなくて、その人自身に求める心があるからなんだなあ。
他の部も読んだけど、第三部のギャグの描写ってギリギリ暴走前ぐらいの「走ってんなー」って感じがします。キャラのイメージが壊れかねないぐらいの。楽しそうだな、とは思うけど同時に妙にハラハラしてしまう時があります。そこ含めて人気があるのかな?
アヌビス神戦は、味方同士のドリームマッチか!というワクワクとか、でもポルナレフかーっていうのとか(ごめん)、普段あんなだけど、やっぱり強いんだなというのとか、色々面白かったです。二刀流は盛り上がりますな!
「それじゃああんたの負けだ お若いレディ」そこまでさんさんお笑い展開しといてこれはズルイわ。かっこいい…
「相手の力を利用して」「裏をかいて」「油断させておいて」、ジョセフらしくていいなあ。
そんでポルナレフは自他共に認めるトイレ要員だったのか。ならなおさら夢の中で出てくるソフトクリームに無警戒なのはいかがなものか。
セト神戦「子ども化」ってやーんカワイイ!って普通なるじゃないですか。ちっともキュンとこねえ。
しかし最後は股旅物のお約束展開っぽくていいですね。ポルナレフはなんかこういう人情物の展開がよく似合う。
蜘蛛の巣破らないようにそぉ~っと移動したんだね…
イカサマ相手でジョセフが負けるのを見るのは悲しい。
オシリス神戦面白かった!この話、勝負としてはスタンド絡んでないんだよなあ。承太郎の静かに常軌を逸してる感じが頼れるけど怖いわ。
周りでうるさくされるとキレるけど、至近距離で顔面にくしゃみされても「おいおい」で済ます承太郎。
敵とはいえ、少年相手で「いい話風に終わらせると思いきや落とす」ってのを2回もやるとは思わなかった。荒木先生なんでそんなにボインゴに厳しいの。
いきなりイギーのモノローグ始まったと思ったら、予想以上に男っぽい喋り方だった。
攻撃的な猛禽類ってだけでスタンド関係なく十分怖いよ…でもペット・ショップかっこいいわ。
ペット・ショップとの戦いは読んでて「こええ!」と思うシーンが多かったです。下手に喋る人間より、無言で延々襲ってくるのが怖い。
わー花京院わー!こういう風に普通に戻って来てくれれば普通に喜べるんだよアヴさん!
ダービー弟の人形って、これは趣味って言ってるからスタンド能力じゃなくて一体一体彼のお手製なんだろうか。ジョースター一行が来るのを待ちながらこう、一針一針縫っていた的な。
普段温和で冷静な花京院がたまに見せるプライドの高さだとか、仲間への思いだとか、底の熱さがうかがえる場面がいいですね。とか淡々と書いてますが、カッコよく描かれてるんだろうなってキャラをカッコいいと認めるのはなんだか恥ずかしくて悔しいんだけど…くっそ!好きだよくっそ!とか思いながら読んでます。
例えにサラッと茶道部が出てくるイギリス出身のジョセフ。
例えにサラッと柔道が出てくるアメリカ出身のダービー弟。
ダービー弟戦最後のジョセフの「Yes!Yes!Yes! "OH MY GOD"」のコマ好きです。映画っぽくてオシャレ。
もう普通のフラグ感覚じゃ展開に追いつけない…復活した人がまさかまたそんなにアッサリ死ぬとは思わないじゃない…!わああんもう!
例えにサラッと蚊取り線香が出てくるフランス出身のポルナレフ。
イギーの性格から、これはないだろうと思っていた展開しやがって…しやがって…
昔と変わらない無邪気さを見せた後、ホリィさんと合った瞬間に母親の顔になるスージーQが印象的です。スタンドや波紋の外側に居ながらも、ジョジョに出てくる女性は強くていいな。
DIO戦
今まさに追いつめられてるのに、それでも「こっちに付けば安心だよ」と言ってのける自信家っぷりすげえな。
ここのポルナレフは安易に使われ過ぎだと思うのよね。
花京院のモノローグはすごく素直に単純な言葉で書かれてるのに、グッときますね…過去との対比で、この旅で彼が得たもので前向きに切り開いていこうという意志があるのがいいです。
若い頃にも仲間が死ぬのを見てきたジョセフは辛いだろな。
手かげんしないと言いつつ、遊びのサービス時間を入れるあたり変わってないなー。
誰にも共感されない「死ぬかと思った体験談」だな、スタンドで心臓止め。
他の台詞はともかく「このDIOが… 気分が悪いだと?」だけちょっとおかしい。
袖なしハイネックかと思ったら、背面がそれどころじゃなかったのを見て「ああDIOだ」と納得しました。
承太郎も時を止められるようになって勝つ、というのだけ知っていたので「ええっ?最終局面で何の前触れもなく?」と思ってたけど、ちゃんと段階を踏んでのことだったのでホッとしました。実際に読んでみないとダメですね。
フラグクラッシャージョセフ…お約束の魂まで飛ばしておいて…
寂しくも感動的なラスト、なんだけど元気になったホリィさんの顔がちょっと怖い。