さわやかサバイバー

好きな作品の感想を書いています。カテゴリー一覧は50音順で並んでいます。

少年ハリウッド 自分ツイートまとめ その1

一話ごとの感想以外の少年ハリウッド関連ツイートをまとめたものです。とりとめのないものばかりなので、当時の空気感を楽しんでください。

 

第1期放送終了ごろまで。続きにまとめています。

第1話~第10話までの一挙配信があり、伏線等にあらためて気付いてどんどん深みに。とりあえず記録しておかねば!とブログを話数ごと付け始めた時期です。

最初はとっつきにくいと思うけど、よい作品なのでとりあえず第3話ぐらいまで見てほしいです。今のところ個人的お気に入りは第6話。アホい小道具が絆を深めるステキアイテムに!と思ったら最後またアホい小道具として存在感を放ちます。その雰囲気がメインのキャラとも合ってていい。

おおお濃い絵柄だ、なんかもてあますアイドルソングだ→でも哲学台詞とか成長物語とか深くて丁寧に作ってある→あっ、あれはここでこう効いて来るのか、あの台詞はこういう意味があったのか!→あの子達ちゃんとTVでやれるかしら?ってなるので、みんな見て保護者になろうよ。

リアルタイムで見て来た時間の積み重ねを踏まえて、我が子の晴れ舞台を見るがごとく謎の感動がある第10話を迎えるもよし、ややハードルが高い初期を乗り越えやすい無料配信での一気見もまたよし。よい作品なのでこの機会に少年ハリウッド見る人増えるといいなあ。

 

あと1話になったらさみしくなるだろうなと思っていたんですが、第12話の熱量を受けた後はその熱が移ったように、すごいものを見ているな、すごい所に立ち会えているな、得難い経験をしているなという興奮がいつまでも冷めません。第1話から見れてよかった。

ににににに2期って!うれしいけどすごいうれしいけど、こんなちょっとおかしいくらい力の入った作品を1月からまた放送するってスタッフさん死なない?死なないで!生きて!

 

好きになったぶん、終わりが来ればさみしい気持ちになるのかと思っていました。しかし、私が少年ハリウッドで大好きになった所がたくさん詰まった最終話を見た今は幸せな気持ちでいっぱいです。第1話から観られてよかった!第2期楽しみに待ってます。

 

 

漫画版の連載が始まったり、ネットラジオ「そこあに」での特集を聴いたり

その者…緑色の衣まといて南国の地に降り立つ…おい、マジか…カケルも普通に会話してんじゃないよ。ツッコめよ。(少ハリ漫画版)

 

じゅにく…(そこあに少年ハリウッド特集)

今後の展開が見え隠れして興奮するな…!(そこあに少年ハリウッド特集)

謎が…増えたような…とりあえずトミーよおおと叫びました。あとハイパーアロミングデラックスの売り上げな。でも話せないことが多いということは、それだけ今後の展開が考えられていると期待して楽しみにしてよう。特集ありがとうございました(そこあに少年ハリウッド特集)

 

ネットラジオそこあにの少年ハリウッドインタビュー特集はこちらで聴けます。

無料でいつでも聴けるのでお気軽に。インタビュー回以外の特集もあります。

sokoani.com

 

BDが届き始めました 

あっ、第2話の「誰にだって人に話したくないことくらいあるでしょ」って台詞にトミー反応してるのね。それで第3話冒頭の流れかあ。うーん、まだまだ見るたびに発見がある。面白い。(少年ハリウッドブルーレイ届きました) 

 今週もうTV放送ないんだなーと思うとやっぱりさみしいですが、色んな方の「靴」が意味するものの考察を読んだ上での第2話鑑賞とか最高に面白かったので、少年ハリウッドの考察つぶやいた方はブログなりまとめなりで後々読みやすいようにして下さるといいのに!第2期からハマる人のためにも。

ブックレットの監督のインタビューからも、第2話の選択の瞬間と、第5話のカケルの長台詞「目の前に起こった事実が素敵だろって、声上げたくなった瞬間」が繋がってるのかなと気付いたり、牛並みに反芻して楽しめますこの作品。

 初代の「永遠 NEVER EVER」のCDのカップリング曲は「NOEL STORY」というのですかどこかで聞けることを期待してもよろしいんでしょうかBD画質バンザイ 。

BDでの修正はありがたいし大歓迎なんだけど、修正前の第3話EDのブサイクなバージョンの招き猫とか初代衣装のトミーとかも、それはそれで好きだったんじゃよ。

少年ハリウッド第4話のキラの自主練の場面、BDで見ると開いている台本のページは終盤のカケルの長台詞辺りなんですよね。そうすると「ビャビャビャ」がどこから出てきたのがなおさら謎、と思ったのを今思い出しました。

 

こんだけどっぷりハマってるのに公式の更新があるたび「ぉぎゃッ!」って叫ぶほど衝撃受けるから、まだまだ私の少年ハリウッドの理解度は浅い。げ、ゲットフレッシュとはなんぞや…!?(ソロ曲)

 

少年ハリウッドのキャラクター投票、順番に1位が変わっていったのを見て「あれ、これ結果は最初から決まってるのかな」と油断した所にシュンシュン2回目が来て、ガチだったすんません!と思いながら第5回の投票しに行ったので、割と本気で今回の結果にホッとしました。(公式サイトでのキャラクター投票)

 

 

第2期のキービジュアル発表、現実のクリスマスの日付に合わせたライブのラジオ配信等の発表があって荒ぶる

トップページの背景が黒だったことに早くも深読み発動してしまうじゃないのよ!第1期が徹底して白背景だったのに対して第2期は黒背景で行くのかなとか、とすれば、まっさらな状態からアイドルになっていった第1期に対して第2期の黒はどんな意味を持ってくるのかなとか。

 世界観の作りこみの丁寧さには本当に尊敬と感謝しかない…第1期最終話が12月24日設定→最終話1話前の次回予告で「クリスマスの予定は空けておいてね」→放送後の実際の12月24日に一挙配信&第1期最終回後のライブの様子を音声配信、って作品とファン心理のリンクの仕方がとてつもなく上手い。

少年ハリウッドは架空の存在でありながら実在のアイドルを応援するような気持ちにさせられた作品だけど、こういう一つ一つのアクションがファンありきで考えられてて、見ている私達も少年ハリウッドの世界を作りあげる、まさにその瞬間に参加できていると感じさせられる、現実と架空の繋げ方がすごい。

そしてそれは題材がアイドルという、ファンありき、ファンと共に作り上げいく存在であることと密接に関わってるんだろうな。

 

少年ハリウッドの「現実に居る感」はどう表現したらいいんだろうなと考えてて。「没入感」ではないし…。思いついたのが「臨場感」ではないかな、と。普通の少年達がアイドルへと変わっていく過程を、見ている私達がその場に立ち会っていると感じられるように作られているからではないかと思いました。

 時間の面で言うと、第1期の作中時期が春からクリスマスまで。7月から9月の間視聴者はそれを追って、クリスマスまでは「今作品中ではあの話のあたりか」と思いを馳せることができる。作品やキャラクターへの考察や愛情が深まり、第2期への期待も膨らみ切った所に今回発表された、現実と作中のクリスマスの時期をシンクロさせた第1期最終回後のライブの模様の配信ですよ。

リアル寄りのキャラクターデザインや、実際の場所をロケハンして描かれた美しい背景といった絵の面からや、どこにでもありそうな家族や同級生との会話からも「この世界はあなたの世界と地続きなんですよ」と感じさせてくれる。 

心理面では、普通の少年達がアイドルへと自意識を変えていくのを見守るうちに 、視聴者もまた、彼らへの、アイドルへの意識を変えられるという体験をする。

様々な要素が「少年ハリウッドとあなたは共にあるんですよ」とメッセージを放っていて、それを一貫して続けて、細かな所でもその姿勢を崩さず、世界観を壊さないように丁寧に作り続けてくださっていることが、私達に今、作品と同じ場に臨んでいるのだと感じられるのではないかと思いました。 

所詮フィクション、という壁も「そもそもアイドルはファンの幻想と共に作られる存在である」という、この作品の前提が越えやすくしてくれているように思います。作り物あることをファンもアイドル自身も知った上で、その人を応援するのは現実のアイドルでも同じですから。 

 作品が扱っている成長物語や限りある時間の中で自分は何をするのか、ということ、夢を叶えるとはどういうことか、などは普遍的なテーマで、いつ見たっていいんですが、スタッフさん達が仕掛けて来ている時間的な臨場感を体験できるのは作品が生まれている最中の今しか味わえないし、それが半端ないので、少年ハリウッドファンが今躍起になってお薦めしているのだと知っててほしいのです。私自身、よく縁が無かったアイドルもの見ようと思ったなと思ったし、それゆえ、余計第1話から見ることができて良かったなと今では思っています。

 テーマ自体は本当に普遍的なので、夢ってなんだか分からない若い人も、夢が叶わなかった後の現実を生きる大人も、その年代、その人の経験それぞれで感じる所がある作品だと思います。

 

超偏った個人的な意見としては、絵に色気はあっても、あざとさやエロい所がない、どちらかといえば地味に作られている所も好きなんですが、見ているうちにこちらの意識まで変えられてしまう所がすげえエロいと思います。 

頭の中作りかえられちゃうんですよ。私が世界を認識する、その一番大元である「意識」を変えてくるんです。そこに来て第1期の主題歌のタイトルが「ハロー世界」なんです。出来すぎだろ!

我ながらキービジュアル一枚と文字更新だけでよくここまで書けるなとは思いますが、それが今までの世界観を背負って全体重乗せて腰のひねり効かせた超重い一撃だったのでスイッチが入ってしまいました。長文、連投、すみませんでした。 

 

 

 「原宿ガール」感想

 ゴッドや少年ハリウッドの原型ともいえる橋口いくよ先生の「原宿ガール」を読みました。原宿ガールはデビュー以降の描写も多くて、第2期にはこういう要素も入ってくんのかしらとドキドキしながら読んだ所も。

 内部のあれやこれやでは、小説版の初代の方は派閥とか表面的な力関係をどうこうしようとしてる描写があったのに対し、原宿ガールは事務所や仕事から離れた所で二人組になって「あの子はこうだよね」と言い合ってた所に男女の違いを感じて面白かったです。

 メンバーの卒業時の涙々の感動的なやりとりも、空々しいと思っていながら、そう思えば思う程、それに酔うように盛り上がっていってしまう所なんかはぞっとするくらいの女性ならではの生々しさでした。

他にも全体的に初代の話よりも生々しいと感じたのですが、それはデビュー以降の、明らかに片寄る人気や、ポジション争いの場面があったからだと思います。ちえりちゃんは最初からその辺自覚的だったので、ゴッドさん…と思いました。シーマにも甘いなあって言われるよそりゃ。

メンバーに嫌われると分かっていながら、注目を集めるために打ち合わせと違うパフォーマンスをするとか、第2期にも出てくるのかなあ…

原宿ガールのメンバーも普通に仲はいいし、キャッキャしてるんですよ。家族のように思いあい、仲間として支えあいながら、どうしてもアイドルでありたい、私が一番輝きたいという強烈な思いが時にぶつかって、それでも共に進む間柄というのは不思議ですごいな、と思いました。

最年少が一番魅力があって味付け海苔担当、なのはこの時からなのか。

 

 

BDを見た感想など

BDのマッキーのインタビュー、アホだったりかわいかったり仲間思いだったり色々たまらんですな…!あとトミーの時もそうだったけどインタビュー口調が新鮮でウヒヒってなります。

少年ハリウッド、BDをヘッドホンして見ると第6話冒頭、雨の街の風景は場所が切り替わるたび雨の音も変わっていたり、あちこちでカメラの絞り値を小さくしたように画面の端の方がほんの少しぼやかしてあることに気付きます。本当に細かい所まで作りこまれてるなあ…誰かが会話してる時、その周りの人たちの表情や姿勢も細かく変わるのもすごく好き。

あと私なんでこんなにマッキーがコロッケ買ってる商店街の風景好きなんだろ。商店街の原風景的なものを感じてるのかな。

少年ハリウッドの次回予告は次の回の脚本(台本?)の一部が流れていくんですが、第4話終了時の次回予告で、次の第5話の舞台の回の指示にちゃんと舞台であるので動きが小さくならないように、と書いてある所とか好きなんだなあ。

第3話時点で初代トミーに名前を呼ばれてからハッとしたように、この時点ではシャチョウは初代メンバーに素性を明かしてないんですよね。でもダイチには仕事頼むことも考えると最初から明かしてたんだろうな。

共にハリウッド東京を、少年ハリウッドの舞台を作り直す仲間として、ダイチは初代の中でもちょっと違うポジションに立っていて面白い。ブックレット読むと小説版の頃から色々先まで考えられていたようなので、ダイチが鳶だったのも、こうなるのも考えられてたのかな。