さわやかサバイバー

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カムヤライド 第7巻感想

Twitterに上げていたカムヤライド(久正人 リイド社)の感想等をまとめたものです。

続きからネタバレ感想 

第7巻

 美しく洗練された白鳥の姿でありながら、禍々しさあふれる色使いの表紙がすばらしい。この巻の印象ホントこれなんですよね。避けられなかったとしてもこんな形のパワーアップは望んでなかった。しかし神話の神業アレンジには胸躍る…!

詳しくないので全部はわかっていないのですが、巻末解説にあるぶんだけでも、あれをそうしちゃうんだ!?しかも見事に繋げちゃうんだ!?って驚くことしきりです。ライダーとプリキュア要素だけでもお腹いっぱいなのに、あれは何になるの…怪獣枠?巨神兵枠?

王宮周りの不穏の種はあちこちにありましたが、予想以上にえぐい真相でした…第2巻の「俺の知っているお前に頼んでいるんだ」が血に縛られず彼自身を取り戻すきっかけとなってくれないかと思ってしまいます。闇の伏線回収だけじゃなくて光の伏線回収も頼んます…

 

衝撃の展開→衝撃の展開→敵味方全員集合の予感→それより野球しようぜ!なんで!?
いやホントになんで!?メンバーもカオスで陰謀と恋の花が咲くのかどうなのか!とまどいながらも笑いました。クレバーで緻密な神話解釈を重ねた末にラストで急に剛腕ふりまわされたら笑うしかないでしょ。

それにしても師匠出てからよわよわなモンコさんかわいすぎるな。知らず悪事の片棒担がされてたからって人の背中に隠れてヒッてなるようなタイプとは思わなかった。次巻、コヤネの幻想は守られるのか!