モーニング12号 #199

今回は達海と佐倉、それぞれの監督の采配や指示が

すぐさま試合に反映されるスピーディな展開で、

監督が主人公である作品ならではの監督としての力の勝負どころや、

その采配を引き出したここまでの感情の流れなど

私がジャイキリで好きな「策」と「情」両方が絡み合って話を盛り上げて行く

見ごたえのある回でした。

 

続きからネタバレ感想

 

 

前回ラストで藤澤さんが感じていたように選手に細かく指示を出している達海。

今のうちに点を取っておかないと苦しくなる、という事も

達海はやはり重々承知のようです。同時進行:ナメてかかってる松ちゃんに制裁。

この山形戦、ETUのベンチ近くの観客はこっちが気になって仕方ないんじゃないかしら。

前半監督寝てるっぽいし、コーチが腹の肉掴まれたり目ん玉かっぴらかされたりしてるし。

そうでなくても松ちゃんへのプレイは毎回カメラに抜かれたらどうするんだろうと

思ってしまいます。有里ちゃんが頭抱える事態になりそう。

 

ま、それは置いといて、ここで達海が言う

「ウチに不利な点がひとつあんの忘れてない?」という言葉、

前回藤澤さんのモノローグ読んだ時は序盤から攻撃し続けたスタミナ切れかなと

思ったのですが、なんなんでしょうね。

試合前から分かっていたのはドリさん、椿の不在でした。

佐野はこれまで予想を上回ってよくやってくれていますが

積極的に飛び出すタイプという事もチラッと出ていましたし、そこに押し込まれてしまうとか、

ドリさんから変わったばかりでDF陣とのコミュニケーションが

まだ充分取りきれてない、とかそういうことでしょうか。

そのせいで夏キャンプ以降、

攻撃にも以前より積極的に絡んで来るようになれたコシさんのプレーが

なりをひそめるようになってしまうんじゃないかという試合前の懸念は

試合前半はそうでもなかったように見えたのですが、これは今回別な形で…ああ…

椿のスタミナと突破力がないのも、いつもとは違う所ですが

山形との以前の対戦でそこはすでに警戒されていたそうなので、これは違うかな。

 

達海への憧れを持った佐倉監督が達海を超えるために

今までほとんど試した事のない、新しいシステムを採ることを決意、

達海はそれをも読んでいて、山形の新しいシステムを完成させまいとし、

山形がバタついている間に追加点を取ろうとする。

しかし達海が追加点を取ろうと攻撃的な使い方で宮野を投入し、

山形の新しいシステムでの、ポジションを変えた瀬古さんの活躍が

ETU側のポジションの変更をさせ、そこにできた道を佐倉監督は見逃さなかった

って事なんですよねたぶん。

(ついでに山井さんがチラッと言ってたジーノと堀田さんが連動して

いいパスを供給してたっていうのも出来なくなってる?)

しかしここでリスクを背負ってでもメンデスさんを上げる決断を佐倉監督ができたのは

小森とのやり取りで「選手を信じろ」と言われ、

選手を尊敬し、その才能を信じた上で自分にできる限りのことをしようと思ったから。

小森がそう話しかけたのもハーフタイムに佐倉監督が

自分の才能を知ってくれていると分かり、

自分を中心としたシステムを採用する決断をした事で

佐倉監督に対する認識に変化があったから。

佐倉監督のその決断は憧れの達海を超えるため…と

おお、繋がるなあ…面白い、面白いなあ山形戦…!

 

けどメンデスさんが上がった事でコシさんが…!分かる、分かるんだけど…ああー!

でもいっぺんはこう小森が活躍する所を見てみたいって気持ちもあったので

ワクワクしてる部分もあるんだゴメン(笑)

でも最終的にはETUに勝ってほしいし…アンビバレンツ!