今回は最初っから最後まであの人が持ってっちゃった感じです。
ズルイわー、もう、ズルイわー。あんなことされちゃあ、もう、ねえ？
続きからネタバレ感想
堺さん、カッコよすぎでっしゃろ…
徹頭徹尾カッコいい。頭の先からシッポの先までカッコいい。
自分のスタイルでゴールを狙う事を追求し続けながら、
後輩にも指針を示してくれるのがね…何この完璧超人。
ふー…ちゃんとした感想に入るか…
タンさんのパスからの意表をついた速攻で堺さんの会心のヘッド！は
相手の守備を崩すも最後の最後、またしても星野に止められました。
視線で火花を散らした後（このコマがカッコいいんだ！）、言葉でもやりあう二人。
マグレみたいに言わないでくださいよ！と怒鳴る星野に対して堺さんは
ああ言えばこういう、みたいな感じでいい具合に星野を揺さぶって去って行きました。
直情的に張り合う言い方の星野に対して、
あっさり自分はマグレ同然だったとか、どこまで本気か分からないながらも
確実にイヤーな感じに揺さぶっていく堺さんの余裕も
若手対ベテラン、ってことで描かれたっぽいな。
この二人は元々の性格も大きく影響してるでしょうけどね。
プライド高い星野に堺さんのあの言い方は効きそうよなー。
そしてこの後！ガブが気付いたのは指差して何かを伝えようとしてる堺さんの姿。
「（今みてえな形もあるってことだ わかるな新入り）」
ぎゃああカッコいいい!!
ガブもちゃんと理解してくれたようでよかった(笑)
川崎のネルソン監督はETU側に伸びしろを感じさせる選手が
若手だけでなくベテランにも増えたことを認めてます。
が、それに呑まれてしまっていたことを自覚し自分に喝。あの指があんなことに！(笑)
信じるべきは自分ところの選手の伸びしろ、と
それを活かすためにシステムをいじってくる可能性を示唆しました。
川崎の草野に対して殿山くんがまたしても存在感のなさを活かして
ボールを奪いに行った様子を見て、
記者席では山井さんがETUボランチの位置取りについて話してます。
試合後半になってから攻撃移る場面では殿山くんがまず上がって、
椿は後ろで残っているとのこと。
前回、浅香のシュートをギリギリでクリアした様子から
私は椿が上がるようにしてるのかなと思ってたんですが逆でした。椿の脚なら追いつくのか。
パスが上手い殿山くんは上がった方が自分を出しやすいんだろう、
と言いながら、椿が守備的な部分を担うのは危なっかしいともとも言ってます。
「（確かに危なっかしいのに異論はないけど…）」
藤澤さんまで重ねて！私も危なっかしいとは思うけど！(笑)
それでも、と藤澤さんは続けETUが攻守に安定してきているのは椿がバランスを整えたと見ても
おかしくないんじゃないかと。
小学校時代のエピソード思い出しますね。
今まではそのスピードやスタミナ、大一番での活躍の方がスポットが当たっていましたが
誰もが何かしらの役割を持って試合に参加出来るように工夫していたという面が
今度は出てきたという事なんでしょうか。
攻撃に変化を持たせなければ、というネルソン監督の危惧は川崎の選手も持っていて、
指示の前に自ら変えてきました。さすが。
しかしコシさんの期待も受けては止めないわけにはいかない椿。
やっぱり追いつくんだ。すげーな。でもロドリゴに蹴られた脇腹は痛そうだ(笑)
しかもそこからマイボールにしてチャンスを作りました。
そこから殿山くんの回想。椿がボランチの位置について相談をしに来た時の事です。
殿山くんは上がってくれという椿に対して、
椿の上がりは武器のひとつじゃないかと疑問をぶつける殿山くん。そうよね。
椿は自分は八谷に必要以上に警戒されてるし、
自分は自信がないけど殿山くんなら相手もデータが少ないだろうし、
ガブとも息がピッタリだし、意表を突くプレーを沢山出来ると思うと話します。
おお、見てるな考えてるな、と感心したのに、したのに、
結局しどろもどろになって
「偉そうにスイマセンでした！よろしくお願いしまーす」
って、ええー!?最後丸投げかよ(笑)
でも殿山くんは心意気を酌んでくれて、
そう言ってくれる椿のためにもゴールに結びつけよう、と思ってくれているようです。
最初頼りなさげだったこのボランチ二人組も彼らならではの味が出てきたようで良かった。
杉江だって期待してくれてたもんね！（にっこり）
殿山くんから「息ピッタリ」のガブへいいパス。ガブもやる気です。
当然川崎もガブの突破力は今まで通り警戒してますが…
そう、警戒してるのはスピード。しかしガブの目に映ったのは前線で待ち構える堺さん！
うわあああ！冒頭のやりとりが早くも効いてくるのか！
ガブ分かってるよね！分かってるよね!?
堺さんも今度こそ星野を出し抜いてやって！
