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GIANT KILLING 単行本第38、39巻感想

日本代表に召集された椿、その結果は彼自身や選手・世間の評判の他に

意外な所まで影響を及ぼすこととなりました。

 

続きからネタバレ感想

 

 

私、日本代表はJリーグ程熱を込めて応援してる訳ではないのですが

(あまり代表に縁が無いクラブを応援してるもので…)

それでも椿がピッチに立った場面は目が潤みました。

前ページの達海の言葉に背中を押されるように

少し引いた絵で椿がピッチに走り込む客観的な見せ方の後に

見開きで大きく正面からの椿、背景に今まで彼を応援して来た人のたくさんの声、

というコンボでもう駄目でした。

これだけの人に応援されてそれを力に変えて、読者の私たちが見守ってきた彼が

とうとう日本という国のトップチームで活躍する日が来たんだと実感させてくれました。

いいな代表…(簡単にひっくり返る手のひら)

何度か書いてますがジャイキリは実在の選手を応援するような気持ちにさせられますね。

 

ETUの試合ではなく、親善試合相手のウルグアイ代表も初めて登場なのにも関わらず、

試合もストーリーも盛り上がり、面白いのがすごいです。

敵対する相手を単なる悪役にするのではなく、その人は違う信念を持って実践しているだけで、

根底には敵も味方も皆サッカーに対する真摯な想いがあり

試合の中でそれが認められたり昇華されたりするという

今までジャイキリで描かれてきたスタイルが今回も貫かれているからでしょう。

今回はチーム、監督同士の対比だけでなく、

チーム内で国内組と海外組という対比があったのが代表戦ならではでした。

確かに普段から世界を相手にしている海外組は頼もしいんだけど

ブランも言ってたように国内組もそれに負けてほしくないんですよね。

Jリーグの盛り上がりやレベルアップのためにも。

あと有望な選手が出てきたなって思ったらすぐ海外行ってしまうの悲しいんだよ!(本音)

本人が一番成長できる場所へ行ってほしいとは思うんですけどね…

 

南米の強国ウルグアイに対抗する為に、追い付き勝つために

その国内組と海外組がバチバチ火花が出るような意見を交わし

試合の中で噛み合っていって、もうひと押しするする為に投入した推進力、

その内の一人が椿!となる流れが熱いじゃないですか!

ウルグアイにも同じ様に味方を前へ持って行く同い年の選手がいて、

試合後に「オリンピックで会おう」ってなるの最高に美しいよね…

 

椿の成長だけでもボリューム満点だったのですが

まさかそれが笠野さんと過去のETUの話にも繋がってくるとは。

でも達海の再来としての椿、一人に背負わすやり方から脱却してきたETUという

積み重ねがあるので「ああなるほど!」と思いました。

あの時の後悔はまだ笠野さんを苦しめているんだな…

会長がしてきた意外な提案を彼は受けるのでしょうか。

本人も言ってたけど、正直あんまり似合ってない感じもしてしまう!(笑)

 

 

そして次巻、第40巻の予告!石浜!甲府戦!きゃー!

やっぱりやってくれるんだ!

キヨとのマッチアップすごく楽しみです!

 

あと私、海外組の中でアレック好きだなー、と読みながらずっと思っていたのですけど

たぶんアレだ、杉江と同じ「妖精さん顔」枠だからだ。

でも性格もいいよね。いや「いい性格」してるって言った方がしっくりくるか。