さわやかサバイバー

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モーニング48号 #137

 

今回は表紙と巻頭カラー。

モーニングのロゴの中のパッカくんがすっごい馴染んでる。

 

続きからネタバレ感想

 

 

過去の話だからか、本編も照明の無い夜のシーンからだからか、

主線がやわらかい、淡い感じのカラーになってますね。

ちょっとだけ、時間がなかったのかなとも思いましたが(笑)ちょっとだけ。

でもま、休みなしでずっと週間連載してるんですもんね。それだけでも凄い。

 

達海が海外移籍を断ったのは足に不調があったからなのかな、

と思っていたんですが、それ以前に本人に話が行ってなかったんですね。

ここでは達海は会長のやり方に不満はあるけれども、

笠野さんがETUをいい方向に向かわせてくれればそれでいい、と言ってますが、

石浜の話の時に出ていた、

選手に来たオファーはすべて選手自身に伝えることが達海がETUに来る条件の一つだった

というのは、やはりこの時のことから来てるのでしょうか。

 

今回、ちょっと意外だったのは達海が

「笠さんが拾ってくんなきゃプロになれなかったかもしんない」選手だった事でした。

代表でも輝くような力を持ってるからには、

選手としてはとんとん拍子に進んできたんだろうと、漠然と思ってました。

そういえば少し前にゴローさんが達海は笠野さんが見つけてきた選手だというのは

言ってましたね。

そうした経緯でプロになって、

垣根を払って色んな人がクラブを良くしていこうとしているETUというクラブの一員となって、

そこを愛し、そこでプレーした、この過去編の達海の姿というのは

確かに今の達海の「もと」だなあと、しみこむように感じました。

初めてのキャンプの時、選手自身に何をすればいいか考えさせたこと、

カレーパーティーの時、周りの人達との繋がりを感じさせたこと、

今の笠野さんに会いに行く前に永田会長に言った言葉、

それらをもう一度「なるほどなあ」と思い出したりしました。考えすぎかもですが。

 

それだけ愛着を持っていたETUを離れることになるということは

変えられない事実なんですが、なんかもう予感だけでも切なくって…

 

観客席ではゴローさんと羽田の接点の予感が。

二人が一緒に応援してた期間も思ってたよりも短い様子?

あ、でもゴローさん羽田の事知らなかったんだもんなあ。

 

色々と不穏な空気もあって、それに大いに引っぱられつつも、

最後のページの戦闘モードに入った選手達海の顔にわくわくもします。

ゴローさんが大好きだった、羽田が魅せられた、

ETUの、達海のプレーを次回、私たちも見ることが出来るんですかね。わー。

 

 

 

モーニング最後の目次ページでツジトモ先生(ですよね?)が

広島のことも注目してくれたのが地元民としては嬉しかったです。

結局は川崎でしたが(笑)川崎も良いチームだものなあ。

でも嬉しかったな。