さわやかサバイバー

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モーニング21号 #206

じ、じらされるなあ…!

と思いましたがこれがなかなか。

 

そんでETUでは意外なコンビ結成が。

 

続きからネタバレ感想

 

 

熊田:「謝れ!テレビの向こうの皆に謝れ!」

椿:「ス…スイマセン…」

矢野:「謝ってすむかー!」

 

ひでえや(笑)

ETUのクラブハウスでは熊田と矢野の「椿大介を囲む会」が結成されてました。

言ってる事は理不尽だが椿のイジり方としては実に正しい。

しかし熊田さんってば試合にあんまり出てないのにどんどんキャラ立ちしちゃって。

試合にも出られるとよいね…

強烈なタレ目の顔と、そこそこの年齢と、ちょっと意地悪な言い方っていう

色んな要素が絶妙に配合されてるよいキャラだと思うのでもっと見てみたいです。

 

椿へのからかいも、そのプレーへ一目置いているからこそ、ということで

選手同様あらためて椿の重要性を認識する笠野さんに

もう一人、椿とはタイプが違うがボールを持ったらガンガン攻め込みたがる奴がいると

ドリさんは返します。(チーム「デコとヒゲと大人の魅力」)

 

勢いづいてる山形に対してETUは仕方なしの防戦一方、かと思われた試合展開が

達海が策を講じ、選手がそのタイミングが来る事を信じて待って

集中して守備をし続けたことによって

崩しきれない山形、チャンスを狙うETUという風に変わっていくのが面白いです。

山形が攻め続けてるのは変わらないはずなのに。

そして達海の口から山形の状況の危うさが指摘されると

今度はETUの方が有利かも、とさえ思えてきてしまいます。

 

ケンさまにゴールを決められた後「お手上げだ」と思っていたのは達海も同じ事。

しかしもともと山形は守備が堅くてカウンターを主とした攻撃だったこと、

小森を中心としたシステムは功を奏したが、

それを採用するのは佐倉監督自身も迷ったほどリスクを伴う事、など

材料は私達読者も見て来た事だったはずです。

言われると「そうだった」と思うような事ですが

それらを使って打ち合いに来ると踏んだ佐倉監督の裏をかいて守備を固め、

流れを引き寄せようとして来るのを見ると「いけるかも」と

こちらにも思わせてしまう達海の「監督としての力」を

あらためて感じるような回だったなと思いました。

キーになるのがガブリエルだと前回ラストですでに描かれていたので

今回ドーンと反撃が始まらなかったのは

最初読んだ時は「まだかー」と思ってジリジリしたんですが。

 

退場後の堀田さんの事は試合中には描かれないかなとも思っていたので

再登場が意外で嬉しかったです。

複雑な思いもあるんでしょうが、チームのために自分が出来る事を考えて

声を掛けてくれるなんて…

今回は退場になっちゃたけどまだまだプレー見たいよなあ!

あと持ち味の静かなツッコミも。

ブラジル人もいるし皆江戸っ子ではないよね(笑)特に堀田さんは江戸っ子っぽくない。

 

いよいよガブ試合投入ってとこでラストですが次回もう動きがあるのかな。

あと残り時間10分程度らしいしなあ。

でも動きがあったらあったでGWの合併号の間が待ち遠しさが増しそうな気も。

ジレンマ。