さわやかサバイバー

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となりの妖怪さん 第1話感想

よかった…とてもよかった…
妖怪など不思議なことがあたりまえにある、おおらかでのどかな雰囲気に和まされるだけでなく、それらが身近であることがもたらす痛みにも向き合っていく、明暗合わせ持つ世界に引き込まれました。
妖怪いそう~と感じられる美しい田舎町の背景もステキ。
古い家の扇風機ー!模様のあるガラス板―!台所の床ー!ああああ~(わかる人)

素朴で自然体な声優さんたちの演技がまたよく合ってて。
睦実ちゃんなんか子役さんが声当ててるのかと思った。大人のかただったわスゲー。
次郎さんのゆるくて優しい感じ好きー。
ぶちおはあざといくらいだったけど彼はかわいい担当だからそれでいいのだ。

背景や声含め、この作品の肝は何で、それを大事にするためにはどんな要素をどう組み合わせるのかをとても細やかに考えられているなと感じます。
睦実ちゃんが汗ふきふきアイス食べる動きすごかったね?あそこで「あっ、この子ここにいるな」と存在感がぐっと増しました。

その前の「暑いから日陰入りな」からすでにいいんだよね。「そこにいたらそう声を掛けるだろう」と思わされる言葉が視聴者をまるでその場にいるように誘導してくれる感じ。

 

OPやED見た時点では「えっ!それありなの!?」と思うようなキャラがいるんだけど、この妖怪さんたちもきっとスルっとなじんでるんだろうなあ。それともぶちおみたいにまだ葛藤してたりするのかな。見るの楽しみ。
飼い猫がねこまたになるのは現実でもうらやましい人たくさんいそうですね。