さわやかサバイバー

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バンオウ-盤王- 第5巻感想

twitterに上げたバンオウ-盤王-の感想をまとめたものです。

 

続きからネタバレ感想

 

第34話 紙一重の戦い

 はー、息止めて読んでた。名勝負でした!
公式での再戦が難しい月山さんにとって才気あふれる天草くんと三度戦えたことは勝負の経験値を大きく上げてくれたし、なによりかけがえのない思い出になったんだろうな…
次があると疑わない天草くんとのすれ違いが熱戦に残す一筋の余韻も忘れがたく切ない。

AI予想の描写は賛否あるようですが、今回のは「これを見つけられたら勝てる」という手を将棋に詳しくない読者もわかりやすく共有できて、差し迫る時間や集中高める月山さんを見守る臨場感を味わわせてもらえました。

見つけた瞬間、目から落ちた汗が盤上に落下するまでのわずかな時間で一気に詰みまで繋がっていく道筋が開け、意を決して打ち込むまでの一瞬をじっくり見せる3ページ、この一瞬にどれだけのドラマが詰まっているか読者の心にも打ち込むような時間でした。

ここでさあ~鈴木がまっすぐに月山さん応援するコマ入れるのずるいよねえ~!面白がってるだけでなくてちゃんと心配してるって要所要所で入れてくるんだよこいつは…!

 

新堂さんの「伊津先生と似たタイプ」評がうれしい。生粋の勝負師と言われた伊津先生と月山さんが似てるということは、天草くんがらしくない勝負に出たのは月山さんの勝負師としての熱に当てられたからということでしょうか。

まあそんな理屈は置いといても月山さんが尊敬する伊津先生に似てると言われるのは単純にニコニコしちゃうよね!
警戒心か闘志か、新堂さんの秘めていたものが表にじわりと出てきたような影の濃い鋭い顔がすごくよくてヒェ…って声出てしまいました。

 

天草くんのおじいさんの「この厳しい世界で生きていくんだな これからもずっと」は、孫としてかわいがり愛おしむだけでない、一人のプロへの敬意がうかがえる言葉ですね。こんな成長を見せてあげるのも孝行だよ…

ボルテージ上げていく試合と観客の様子だけでは単調になるところを天草くん祖父母のおだやかなやりとりで変化つけるだけでなく、天草翔という人の人間性に光を当て戦いに別方向から彩りを与え盛り上がりをさらに押し上げていくのはやっぱり相当に上手いっすわ。

 

念願のサインを手に入れた月山さんかわいいなあ!天草くんのアイドル性とか和田先生のいじらしさとかアンナさんのズレっぷりとか、これまでいろんなかわいさ出てきたけど主人公が一躍トップにおどり出たがな。

キラッキラでまんまるの目しちゃって、いつものツリ目はどこ行ったのよかわいいな。けど初サインが相手からの強奪系なのは予想外で笑いました。「いいからくださいよ」ってお願いする側の言葉じゃない。天草くんの「天」の字クセ強いな!

 

第35話 マラソンの王様

 いまバンオウの感想書こうとする人は「女の子走りでハーフマラソン激走する稀代の名人」に向き合わなければならないんですよ。はい???
いや…これどうすりゃいいの…町野さんがいなければ意識を将棋に戻せなかった。ありがとう町野さん。ハラリ髪かっこいいすね。

現代将棋は体力勝負→わかる
名人はマラソンも得意→わかる
女の子走りで超速い→なんで???
個性付けってあまり奇抜なところを狙っても読者ついていけなくなるリスクがあると思うんですけど、どうやってこんな絶妙ポイント発掘するんですか綿引先生。

会場にチャリで来るとか、クセ者の下地は仕込み済みなんですよね。抜かりない。だからといって受け止められるかといったらンンッフ…!だめだあのコマの威力高すぎる。

「俺も星谷もあの人に負けてる」だけだと星谷くんへの負け惜しみに見えますが、「俺も星谷もあの人に勝たなきゃいけない」が続くことで若手の仲間意識と町野さんの負けん気が伝わってくるのいいですよね。月山さんとの対局でも最後の最後まで粘った町野さんだから本気度もわかりますし。

あ、大川先生コルセットしてる。走れるまで腰よくなったのはよかったけど無理しないで~。あとコルセット蒸れるからあせもにも気を付けて~。

 

月山さん効果で将棋教室にお客さんが増えたのはうれしいんですがこれ「少しは恩返しできたかな…」って最後教室見つめて去るフラグかと深読みしてしまってつらい。ずっと居なよ!
アンナちゃん「すごいでしょう」は自慢にしては言葉が素直すぎてかわいいな。

 

クセ者七島さんと新堂さんの対局はメタ的に考えたら紀州さんのときのように新堂さんの強さを描いてラスボスオーラを高める流れだと思うのですが…一波乱おこってほしいなー!あれだけインパクト残されたら期待しますよ。月山さんだって一度負ける流れがあった訳ですし。まあそんなの置いておいても単純に楽しみなんですが!

 

第36話 バトルロード

 素直に考えれば鈴木の言うとおりダブルボスが待ち受けてるってことだと思うんですよ。七島さん、強さはお墨付きだし正統派の新堂さんに対してクセ強でキャラ立ってるし。でも言ってるのが鈴木だからなあ…それにこれまで意外な人が負けてきましたし。どうなるんだろ…!

「俺は知っているぞ 詳しいんだ」"詳しいんだ"???えぇ…?直後に「人間を将棋で滅ぼせ」とか言うからお前のこと素直に信じられないんだよ!今回特にノリと勢いでもの言ってるよね鈴木。絶好調だな鈴木。

それに新堂さんは「面白味がない」どころじゃない部分がチラチラ出てますもんね。頭のネジ多めに飛んでるらしいし。今回新堂さんの内面が一切描写されてないのも気になります。なんか渦巻いたりしとらんのですか。弟子も自分も負けてどんな思い抱えてんですか。

七島さん、今でも破格の強さなのに全盛期よりは落ちてるんですか?しかもまたその頃の勢いを取り戻す可能性があるんでハーフアップだあー!わあいハーフアップだ髪型も全盛期に戻してもらって構わないんですよ!

すみません脳内でハーフアップ祭りが始まってしまいました。バンオウは長髪男子多くてありがたいです。みんな一度はハーフアップにすればいい。南野さん期待して待ってる。

 

月山さんの決勝トーナメント二回戦の相手桐生さんは宮内さんの回想で出てきた人ですよね?宮内さんが気圧されたほどのプロの気迫を持つ桐生さんに勝てたということは、それだけ月山さんがたくましくなってる証だと思うのですが、それをスパッと1回で試合終わらせるなんて出し惜しみがないな…!

ビジュアルもキマった人なだけにこれで出番終わるのもったいない。町野さんとか星谷くんみたいにまた後で出てくれるパターンにならないですかね?とか思ってたら春秋戦国時代にいてもおかしくないような濃い人が。ホント出し惜しみがない。

 

第37話 銀色の巨人

 滝川さん、すごい形相で月山さんを見送ってからの「(こわ)」あっもう好き。
見た目怖いよー!とかアマとなんてやるだけ損だよー!とか親近感のわく弱音が新鮮。いろんなミスマッチに和んだけど、解消されたら大化けする可能性が示されてるんですよね。来るかなその展開…?

 

んもー前回の印象のまま月山さんの苦手な戦いかたをする相手として立ちふさがって来たなら「よし負かしちゃえ」って思えたのに。登場人物全員好きにさせないと気が済まないんですか大歓迎だ。

豆腐メンタル(しかも絹ごし)なギャップだけでなく、それをみんなに知られてるとか「がんばれ…」しか出てこないじゃないのよ。アニメ化したら夜空に響く「(最悪だ!!!)」にエコーかけてほしい。

「(まさか緊張しているというのか…?この俺が…)」も「(ブルっていやがる…)」もおっかしいよね。今日も、って思ってるから何度もくり返してるんでしょ?なんでいまさら驚くのフフッ。

 

このモノローグもそうだけど、なんだか自分に対する自分の認識がズレてる感じ?克服して見た目通り最強!メンタルつよつよ!になれたらハッピーかもしれないけど、難しそうだし同じく小心者としては小心者のまま自分を受け入れる方向で行ってほしいかも。

ただでさえ天敵らしいし、変わるにしてもできれば対局中にきっかけを掴むくらいで!ひとつお願します!

 

第38話 見たことがない景色

 プロと記者、近くて遠い世界に生きる友人の勝利を願う気持ち、滝川さんが作る独特な局面、それを受けての月山さんのうれしそうな反応…とサブタイ「見たことがない景色」に絡めたいい話を美しく紡いできてそのオチ!ばか!好き!

滝川さんと仲田さんの出会いからこれまでを描くおだやかな回想シーンからプロになれなかった仲田さんがプロとして戦う滝川さんへ託す心情で徐々に盛り上げ、その滝川さんとの対局で腕がなると言わんばかりに楽しむ月山さんへとボルテージを高めた先があれ。まさに落ち。

すごく賢く馬鹿をやっている。テクニカル馬鹿ですわ(ほめてる)

 

仲田さん、幼いころからの付き合いで記者もやっているなら滝川さんのシルバーコレクター評も知っているはずなのに、まっすぐ応援してくれているのがいいですよね。

「お前なら勝てる」「プロの強さを見せてくれ」の言葉にはトップの実力持ちながら発揮しきれなかったこれまでのくやしさが含まれているようにも受け取れます。それでも責める言葉は一切なく、ただ背中を押すだけ。

前回の滝川さんが仲田さんに気付いたときの「(負けられないな…今日は)」という反応も二人の関係がいいことを感じさせてくれます。気負わせることなく、いてくれることで力付けてくれるような関係。さらりと描くからこそ距離感が伝わるということもあるのだなあ。

 

急ハンドル切りながら感動のゴールに到着させる技を何度も見せられてきたので今回のオチがあれでも次回キッチリ盛り上げてくるんでしょう?わかってるんだぜ。わかってても食らうんだぜ。

 

第39話 棋士の誇り

 滝川さんの「プロとして負けられない」は自分の乗り越えてきた経験の重さに見合う結果を出さなくてはという思いが集約されたものなんですね。所属する集団の体面ではなく一人の人間として長年打ち込んできた事実に報いたいと。ああこれは胸に迫る…

 

光岡さんとの対局時にプロならアマに勝たなくてはいけないという話が出ましたが、あの時の長尾さんの口ぶりではプロという集団がなめられないように強すぎるアマチュアは叩き出さなければならないという感じでした。

だからプロとしてアマの月山さんを倒すことを前面に出す人がでてくるならそういう集団の歴史や大きさを背負って対峙してくるのかなと思っていました。だけど滝川さんの「プロとしての誇り」が生まれる元はあくまで自分の経験なんですね。

長年努力し切磋琢磨した仲間が夢破れるのを見ながら辿り着いた場所だから、そこにふさわしい自分でなければならない。自分とは縁遠い世界に生きる人の誇りと言われてもピンとこないけど、滝川さんのこれならわかる。そのぶん肩入れしたくもなりますよ。

 

もちろん歴史の厚みを感じさせてくれるスケールの対局相手が出てきたらそれはそれで楽しみです。この作品がどんな風に描くのかも気になりますし。

 

仲田さんとの関係、気負わず励みになるいい距離感なんだなと以前書いたのですが違いましたね。滝川さんの棋士としてのプライドが強く打ち出されるにつれさらに大きな影響及ぼす人だった。普通ならそれが力を発揮する源に、となりそうだしここまで読んだらなってほしいんですが!

だって「滝川 プロになれ!!」の熱さ切なさよ…
将棋しかしてこなかった人間が奪われたらどうなるのか、同じ恐怖を抱いて、でも結局そうなるしかなかった友人が「お前は違う」とかけてくれた言葉なんですよ…

ここ一番の滝川さんの気の弱さは改善されるほうがハッピーでしょ、と思っていたのですがそうじゃない展開になるんでしょうか。慎重に進められるのは自分の強みだ、と受け入れられるようになるとか。

もう毎回そうだけど月山さんには勝ってほしいし相手も報われてほしくて両方どうにかならんかと想像ふくらませてしてしまいますね。

 

第40話 肩書のない終盤戦

 前回で滝川さんのプロの誇りに感情移入させたかと思えば今回プロもアマも関係ない地点に連れていかれる。真逆ともいえる方向転換なのになんだこの満足感…!
どちらかだけの力ではなく、二人でたどり着けたことにもう祝福しかないですよ…

滝川さんのメンタル弱い問題やプロとしての誇りについていろいろ考えたものの、まったく予想と違う展開が来て驚いたんですが同時に納得させられたんですよね。気持ちのいい裏切りかた。うまいなあ。

方向転換のきっかけが月山さんであることにハッとさせられました。そうだ滝川さんサイドばかりに気持ちが寄せられていたけど二人でいま戦っているんだと。流れを変えるきっかけが月山さんの最初から変わらない一貫した姿勢で、主人公としての影響力が増すのもうまい。

月山さん側のモノローグはなく、盤面の様子もざっくりとしか描かれないのにまさに対話になっているのがすばらしいんですよね。表舞台に出られなかった事情は言葉に出すことができなくとも、不遇の中燃やし続けた情熱は伝わる。それに滝川さんも応えたいと奮起する。対話だ…

ここで仲田さんが滝川さんと同じ目線でいてくれるのが心強い。彼も言葉でなく滝川さんの背中を押してくれたんですね。ここにも対話が。

 

滝川さんのプロとしての誇りそれ自体はすばらしいものだと思いますが、必要以上に過去が重しになっていたのかもしれません。ただ「いま、ここ」に集中する、それができたことは幸せだったと思います。いまこの瞬間だけに集中しても滝川さんが積み重ねたものがなくなることはないのだし。

一方で月山さんにとっては二度と上がれない舞台という意味で「いま、ここ」しかないんですよね。短い人生でさまよい続けた人間がつかみ取った「いま、ここ」と長すぎる人生の吸血鬼の一瞬の「いま、ここ」、意味が異なる二つが重なった瞬間のかけがえのなさったら。まぶしすぎるぜバンオウ…

 

観戦記者の側からですが、プロに切り込んだアマチュアの月山さんを歓迎する言葉が出たのもうれしかったです。排除だけでなくいろんな意見が交わされるようになるんでしょうか。月山さんが参加できるのがこの大会かぎりだとしてもアマチュアに影響が続いていくとしたら感動だな…

 

第41話 月山の日常

 当たり前のように迷惑客としてエンカウントしてくる鈴木に笑ってたら、こう揺さぶってくるかー!でもこれで他の参加者と精神面で同じ土俵に立ったと言えるのかも。
モチベーションを見失ってしまう試練ではなく、純粋にひとりの将棋指しとして戦える機会が来たと思ってほしいのですが…

恩師や家族を心の支えにすることはあっても、ほとんどの参加者は誰かのためではなく自分のために戦っているのでしょうし。

将棋教室のためという踏ん張る理由がなくなるのはきついかもしれません。でもずっと望んでいた真剣勝負の場に出ることにさえ理由と覚悟が必要だった月山さんにとってはただ自分がそうしたいからというだけで戦えるのはある意味解放だと思うんです。

盤上で感じていた自由をもっと大きく受け止めれられるようになるんじゃないかな。
まあ和田先生からちゃんと話聞いたわけじゃないから実際のところどうなのかまだわからないんですが。

 

迷惑客の例が「いるよねー」と思えるからこそ(鈴木除く)その後の月山さんだけが抱える孤独が際立ちます。
最初に鈴木でちょっと強めにインパクト与えて同じリズムで畳みかけて読者が慣れたころにクッとシリアスに切りかえる。テンポのコントロールやっぱり上手いんだわ。

 

滝川さんは一番エゴサしちゃダメなタイプでしょ!というかやる前に予想でもうダメージ受けてるじゃん!仲田さん絶対止めてあげて!!あんな名勝負繰り広げてメンタルよわよわのままかい、と笑わせておいて、手ごたえはちゃんと感じているのいいですね。

そんで滝川さんも「次は」って言うんだよ…伊津先生も天草くんもそうだったように相手に「次」を求めさせる月山さんがこれっきりと決めているすれ違いが毎度切なくてなあ…

 

(他のかたの感想読んで追記)

今回ジャンプラのコメント欄でも「これからも人間社会でひっそり将棋を指していくつもりならこれ以上顔が割れるのはリスクしかないんじゃないか」「プロとの真剣勝負の熱さを知ってしまったからには引けるわけないよな」と、いろいろな意見があって面白かったー。

これらの思い全部月山さんの心の中で渦巻いてそう。それだけ読者さんたちが月山さんのこと考えてる証拠だよね。愛されてるなあ。

「これまでは勝つしかなかったけど負けてもいい展開になった」という感想もあってヒィッ!確かに!ってなりました。これまで負けた側を決して落とさず、なにかしら手応えを得ている展開にしてきただけに?主人公がそうなってもある程度満足感のある結末にできる可能性が?出てきたわけで???

考えようによっては「やりきった」となるより「自分なんてまだまだだったな」と課題や伸びしろが残るほうがこれからも長い人生生きる月山さんにとってはいいのかもしれず…
いや勝ってほしいんですよ、勝ってほしいんですけど…!

体力の問題、対策される側になる難しさを乗り越えて安定した力がついてきたかなというところで本人以外の問題で揺さぶってくるの、飽きさせない工夫がすごい。

 

第42話 戦う理由

 モチベーションを見失う理由を月山さん側だけで予想してたら本人戦う相手のことを思ってるんだもの。どんだけいい人なの…
けれどそれはナイーブさも露わにして。身勝手な欲望も引き受けた「なんとしてでも勝ちたい」という姿勢が対等になるってことだと思うよ…!タフになって帰ってこい…!

表舞台に出ない理由が身を守るためだけではなくて、どうしたって対等にはなれない自分はそこにいる資格がないと思っていたからだとは。リスペクトが深すぎる…でもやっぱりそれはどこか線引きした考え方ですよね。

同じ舞台で戦うとなれば環境や過程の違いは取っ払って全力で勝ちにいくことが本当の意味で相手に敬意を払うということだと思います。免罪符なしでは戦えなかった月山さんはそういう意味で彼の全部を出せてなかったということなんですかね。まだこういう成長のしかたがあったか…

 

このへんに関しては鈴木の言うことがもっともで!全部その通りだよこの野郎!いっつもふざけておいてその裏でちゃんと考えてて大事な時にはまっすぐ伝えられるのズルくない!?最後の判断は本人にゆだねるとか…真のお兄ちゃんムーブじゃん~もう~。

そのうえでふざけて言ってることも(人間滅んでもいいとか)若干本気で考えてそうな危険性がまたズルい。

 

ヒーローは遅れてくるし帰ってくると相場が決まってるからな。信じてるよ…!